近年の蒸留酒(スピリッツ)の消費動向

  • 2014.07.03 Thursday
  • 16:56
近年、蒸留酒(スピリッツ)の人気が高くなっているといわれます。図1:酒類課税数量の推移をみると、酒類全体の消費量は減少しており、また蒸留酒の占める割合は少ないものの、図2:蒸留酒の推移だけをみると、平成10年からかなり伸長していることが判ります。



これは平成15年前後の焼酎ブームが大きな要因であると思われますが、日本洋酒酒造組合によると、2013年の国産洋酒出荷数量は前年比6.2%増と過去最高となっていることや、2013年12月には国産ウイスキーは前年比7%の消費増となったことなどが発表されており、また、国税庁の2014年4月の発表を見ても輸入ウイスキーは前年比5.9%増となっていることからウイスキーの人気が高くなっていることが伺えます。
 
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梅雨時のブドウ

  • 2014.06.26 Thursday
  • 14:03
ワインといえばブドウ、ブドウといえば日本では秋。赤みを帯びた濃黒色に色づいたブドウの房をイメージされる場合が多いのではないでしょうか。

ところで、梅雨の時期のブドウってどうなっているのでしょうか。

その前にブドウの栽培の年間サイクルをおさらいしてみましょう。
ブドウ栽培の年間サイクルは大きく4つの期間に区分することができます。

北半球の場合:下記は大まかなもの。気候・品種などの要因によって多少ずれる。

)┣蝓ε戸婀(北半球:3,4月 南半球:9,10月)
開花・結実期(北半球:5,6月 南半球:11,12月)
C綽А収穫期(北半球:7〜10月 南半球:1〜4月)
さ挂牡 (北半球:11〜2月 南半球:5〜8月)

日本の場合6月は開花・結実期という期間です。この期間の日照量は重要で、不足すると結実不良がおこります。またこの時期はブドウの葉や枝が生い茂ってきます。葉が多すぎると太陽が充分に当らず光合成がうまくいかなかったり病気の原因となったりします。余分な葉を取り除くことを摘葉(てきよう)、余分な枝を取り除くことを摘心(てきしん)、余分な房を取り除くことを摘房(てきぼう)を行います。
これらのブドウの房まわりを適正に管理することを「キャノピー・マネージメント」といいます。

この蒸し暑い時期にブドウ畑全体にこのような作業を行なうんですから大変ですね(北海道はまだ涼しそうですけど)。

ブドウはこの時期せっせと有機酸(主に酒石酸とリンゴ酸)を生成します。これが重要なんですね。

この後の着色期でブドウは色付いていくわけですが、色付くと同時に代謝作用によりこれまで生成してきた有機酸(主にリンゴ酸)を糖に変換していきます。
つまり開花・結実期にどれだけ有機酸を生成したかで、できる糖の量が決まってしまうのです。糖はアルコールのもととなる重要な成分ですから開花・結実期の気候は非常に重要になるのです。

今現在のブドウを山梨・勝沼から送っていただきました。

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呑兵衛にとっての最古の法律

  • 2014.06.11 Wednesday
  • 17:53
本日は呑兵衛にとっての最古の法律「ハンムラビ法典」をご紹介します。
「ハンムラビ法典」は紀元前19世紀からメソポタミア全土を統一して約300年間も治めていた古バビロニア王国の六代目「ハンムラビ王」が定めた成文法典です。


高さ2mほどの黒色閃緑岩の円柱に楔形文字で彫られていたもので、現在はパリのルーブル美術館が所蔵しています。

ハンムラビ法典は全二百八十二ヵ条で成り立っています。この中にはお酒に関する条文があり、世界最古のお酒に関する条文を持つ法典とされています。

全二百八十二ヵ条の中でお酒に関する条文は第百八条から百十一条までの4つです。

この時代のお酒に関する法律とはどのようなものだったのでしょうか?

第百八条
「酒場の主人は酒代を穀物で受け取ること。酒を少なく注いだり薄めたりしたら主人は水へ投げ込まれる。」

この時代、酒造りや酒の販売は女性の仕事でした。ですからここでいう主人とは女性主人のことを指す場合がほとんどです。また、金銭のやり取りは禁止されており穀物との物々交換というかたちでした。そして酒の価格は国が定めていました。つまりどの店も同じ金額だったのです。

第百九条
「酒場の主人は犯罪者が店に集まったら捕まえること。見逃せば死刑」

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