梅雨時のブドウ

  • 2014.06.26 Thursday
  • 14:03
ワインといえばブドウ、ブドウといえば日本では秋。赤みを帯びた濃黒色に色づいたブドウの房をイメージされる場合が多いのではないでしょうか。

ところで、梅雨の時期のブドウってどうなっているのでしょうか。

その前にブドウの栽培の年間サイクルをおさらいしてみましょう。
ブドウ栽培の年間サイクルは大きく4つの期間に区分することができます。

北半球の場合:下記は大まかなもの。気候・品種などの要因によって多少ずれる。

)┣蝓ε戸婀(北半球:3,4月 南半球:9,10月)
開花・結実期(北半球:5,6月 南半球:11,12月)
C綽А収穫期(北半球:7〜10月 南半球:1〜4月)
さ挂牡 (北半球:11〜2月 南半球:5〜8月)

日本の場合6月は開花・結実期という期間です。この期間の日照量は重要で、不足すると結実不良がおこります。またこの時期はブドウの葉や枝が生い茂ってきます。葉が多すぎると太陽が充分に当らず光合成がうまくいかなかったり病気の原因となったりします。余分な葉を取り除くことを摘葉(てきよう)、余分な枝を取り除くことを摘心(てきしん)、余分な房を取り除くことを摘房(てきぼう)を行います。
これらのブドウの房まわりを適正に管理することを「キャノピー・マネージメント」といいます。

この蒸し暑い時期にブドウ畑全体にこのような作業を行なうんですから大変ですね(北海道はまだ涼しそうですけど)。

ブドウはこの時期せっせと有機酸(主に酒石酸とリンゴ酸)を生成します。これが重要なんですね。

この後の着色期でブドウは色付いていくわけですが、色付くと同時に代謝作用によりこれまで生成してきた有機酸(主にリンゴ酸)を糖に変換していきます。
つまり開花・結実期にどれだけ有機酸を生成したかで、できる糖の量が決まってしまうのです。糖はアルコールのもととなる重要な成分ですから開花・結実期の気候は非常に重要になるのです。

今現在のブドウを山梨・勝沼から送っていただきました。

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FBO認定会員コンテンツより一部抜粋
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